アメリカの大学生の勉強時間は日本と比べても長くアメリカ人は勉強熱心と思われるかもしれません。
アメリカの大学生は就職活動や進学にもかかわるし何よりも、勉強をしないと卒業できないので勉強を頑張っています。
日本人の教育の違いもありますが、日本の大学生は遊びすぎているのもありますね。
目次
Q.日本と比べると長い方ですか?アメリカの大学生がする勉強時間
アメリカ人は勉強熱心?
アメリカの大学生は日本の大学生と違って勤勉(ものすごく勉強する)とよく聞きます。
実際、授業のスピードは早いし、留学生は着いていくのがやっとで学生も教授も必死だと聞きますが一方、私の弟の職場は外資系でサンフランシスコの色々な所で働いていますが顧客・外注・支店や他企業のアメリカ人の仕事に対する怠慢さはすざまじいと聞きます。
そのほかの海外勤務の知人からもアメリカ人の(役人,ビジネスマンとも)怠慢さを舐めてはいけないと聞かされます。
仕事に関してはずぼら?
書類の誤字&脱字は当たり前,何度言い聞かせても書類のダブルチェックはしない,約束の時間は平気で遅れる。客を待たせても謝罪もしないヘラヘラしてる。
アメリカ人は社会人になったら日本での学生気分になってしまうのでしょうか?
何故アメリカ人は学生時代には勤勉なのに社会人になった途端ヘラヘラ人間に変身してしまうのでしょうか?
- アメリカの大学生は日本の大学生と違って勤勉
- 授業についていくのが大変
- アメリカ人の仕事に対する怠慢さはすさまじい
- 書類の誤字脱字は当たり前、客を待たせても謝罪しない
- アメリカ人は社会人になったら学生気分?
勉強熱心なアメリカ人、しかしその仕事ぶりは怠慢ぶりはすさまじいものがあるようです。彼らは大学ですべての力を使って就職し社会人になったらだらけ放題になってしまうんでしょうか?
A.「日本より勉強するのが長いのはアメリカの大学生」私が思う勉強時間について
アメリカ人は基本的に適当
ちょっと違う気がします。
アメリカ人は基本的に適当な人が多いです。
それで、日本人の学生と比べて勉強するというのは、アメリカ人がまじめなのではなくて、日本人が遊びすぎているだけです。
ではなぜアメリカ人は勉強するといわれるのか?それは、単に勉強しないと単位を落とす、単位を落とすと落第になる、落第すると卒業させてくれないからです。
大学の構造上必死に勉強しないと卒業できない
日本だって、たいていの学生は受験勉強を必死にやるでしょう?
それと同じであって、大学が求めている水準に達しなければ容赦なく落す、卒業できないため、学生はそれだけはしっかりやるんです。
その辺は、アメリカの場合自己責任になるので、必至に勉強するんです。
おまけに、日本の大学の場合期末試験一発で終わりというのが多いのに比べ、アメリカの大学は課題をたくさん出すんです。
日本の場合、一度入ったらなんとなく情けで卒業させてもらえるので、みんな怠けます。
また、それが容認されてますし、学校の授業をまじめに受けているよりも、他の活動を活発にやっていることの方が評価されることも多いんですね。
優秀な人たちはどこも同じ
日本人は、根はかなりまじめだと思いますよ。
実際、責任感とかに関しては日本人のほうが強いと思います。
日本社会も欧米化してきている部分もあるかもしれませんが、それでも日本人はなんだかんだやるところはキチンとやってます。
もちろん、今後どうなっていくかわかりませんが・・・。
ちなみに、優秀な層はアメリカだろうが日本だろうが、やるところはしっかりやってるし、すごいところはすごいので、その辺は変わりないですよ。
引用元-何故アメリカ人は学生(勤勉)⇒社会人(怠慢)の変身するの? – 留学・ワーキングホリデー 解決済 | 教えて!goo
- アメリカ人は適当な人が多い
- 日本人より勉強するのではなく日本人が遊びすぎている
- アメリカ人が勉強するのは卒業したいから
- 日本人の受験勉強と同じ
- 責任感に関しては日本人のほうが強い
- 優秀な層はアメリカだろうが日本だろうが同じ
日本人は受験とテスト前くらいしか勉強を頑張らないという印象はありますね。逆にアメリカ人は日々落第を受けないために頑張っているという事なんですね。どちらがいいかはわかりませんね。
勉強時間がすごい理由!アメリカの大学生の学校の状況
退学にならないためのボーダーライン
アメリカの学校は勉強が大変だ。日本の大学では一応講義を聞いてちょっちょっと覚えて、試験のときにいい点数を取れば及第できる。
アメリカの大学では泣いても笑っても、Cを二学期続けて下回ったら退学になる。
「じゃ、Cの平均って何点ですか」って聞かれるので、「七〇点です」と答えるとみんな仰天する。七〇点平均を割ったら退学になるというと、ほとんどの親は声を失う。
アメリカの一学期は一五週間ぐらいしかない。
その間に大量の資料を読まなければならない。宿題も山ほど出る。
七週間ぐらいで中間テストを受けて、そのうえに自分の考えをまとめてレポートを提出する。そういう一四、五週間を過ごして期末テストを迎える。
レポート、テストが総合的に評価され、C平均を割ると「プロベーション(Probation)=仮及第」となる。次の学期でさらにC平均以下だと退学である。
州立のマンモス大学だと一クラスに一〇〇人、多いところでは三〇〇人もいる。
階段教室でティーチングアシスタント、通称TA(助手の大学院生)がマイク片手に教えるところもある。担当教授がついて個人指導してくれるわけでもない。
全科目で七〇点平均を維持するのは、本当に大変だ。
一回休むと授業についていけなくなる
アメリカの授業はスピードが早いから、一回休むと授業がさっぱりわからなくなる。
日本の学校と同じように考えて、朝起きられなかったからと授業を休んでいては、絶対についていけなくなる。
それに日本の子どもはぜいたくな国の中でのんびり、おっとり育てられているので、生きることに関して幼い。
高校を卒業したばかりの一八歳くらいの子は、世の中のことは何もわからない赤ん坊みたいなもので、アメリカの学生と対等に戦える能力を持っていない。
精神的にまいって、途中で日本に帰ってくる学生が何人かいる。
- アメリカの大学ではC評価を二学期続けて受けると退学
- C評価は日本で平均70点を取らないといけない
- 大量に読まないといけない資料と宿題が山のようにある
- 自分の考えをまとめてレポートを提出する
- 一回休むと授業がさっぱりわからなくなる
- 日本の子供はのんびり、おっとり育てられている
先進国の中でも日本は教育に力が入っていないという事なんですかね?ゆとり教育というのも善し悪しという事なんでしょうね。自分の時はゆとりでよかったけどいざ出てみると、もっと厳しくあるべきだったのかなと思います。
過酷な1日!ハーバード大学の学生の大学生活
ハーバードの学生は1日の大半をキャンパスで過ごす
ハーバード大学は、アメリカの私立名門大学8校から成る”アイビーリーグ”のうちのひとつ。
第43大アメリカ大統領のジョージ・W・ブッシュ氏を輩出したイェール大学や、コロンビア大学などもアイビーリーグに含まれるが、その中でもハーバード大学はひときわの存在感を放っている。
当然ながら、入学後の学生にもレベルの高い学力が要求される。
ここで、ハーバード大学の学生生活の一例を見てみよう。
9:00 「起床」
10:00 「講義開始」
予習をしていかないと、ほとんど講義についていけない。
さらに、講義中は積極的な発言を求められる。
とある文学専攻の学生は、1コマの授業で本200ページ読まされるというから驚き。
復習もしなければならないが、山のような量の課題も出される。
12:00 「昼食」
14:00 「実験、セクション」
セクションとは10人未満で行われる授業のこと。大学院生によるティーチングアシスタントがつく。
17:00 「講義終了」
18:30 「夕食」
寮の食堂では、1日3食出されるので利用する学生も多い。
19:00 「部活動」
21:00~1:00 「図書館で勉強」
一回の講義に参加するのに平均して5~6本の論文や書籍を読まなければならない。
語学の授業は、ほぼテストがあり成績に反映され るので、語学の学習には1日2時間はかかるという。
24時間空いているラモント図書館は、学生たちに人気だ。 2:00 「就寝」
これが、一般的なハーバードの学生生活だ。
日本の学生
日本の大学では、講義中寝ている学生も散見されるが、同じことをハーバードで行えば当然単位は来ないだろう。
積極的な発言やクラスへの貢献度を求められる講義は片時も集中力を切らすことができない。そして、学外でも深夜まで長時間勉強しなければならない。
- アメリカの私立名門大学8校から成る”アイビーリーグ”のうちのひとつ
- 入学後の学生にもレベルの高い学力が要求される
- 予習していかないと講義についていけない
- 復習と山のようにある課題
- 講義終了後も部活や図書館で勉強が必要
- 講義に参加するのに平均して5~6本の論文や書籍を読まなければならない
- 語学の授業は、ほぼテストがあり成績に反映される
- 講義中に寝ているようなことがあれば単位は取れない
- 起床から就寝まで勉強漬け
勉強勉強ととにかくやることが多く、ついていけなければ次の評価でCになってしまうんでしょうね。しかし、ここまでやらないとついていけないくらい名門大学というのはつらいんだなと思います。
学生の勉強時間は何時間?カリフォルニア大に通う学生の場合
カリフォルニア州立大学の生物学部アドバイザージムさんにインタビューしてみた。
アメリカの大学生は1日どのくらい勉強しますか。
生徒によって様々です。生徒に何時間勉強しなくてはいけないか と聞かれた場合い
成績でAをとりたいなら授業以外に一科目につき一週間に8から10時間勉強しなくてはいけないといいます。
生徒は一学期に3クラスから4クラスとります。という事はAをとりたければ一週間に24時間から40時間授業以外に勉強しなくちゃいけないということですか。
そういう事ですね。大体の勉強時間の目安を教えてください。
A: 1週間に8-10時間x科目数(3-4科目)
B 1週間に6-8時間x科目数(3-4科目)
C 1週間に4-6時間x科目数(3-4科目)
D or F それ以下成績がBだとどうなりますか。
BCでも卒業はできます。
でもシリコンバレーの場合い一流企業に入りたい人はAをとり更に修士課程博士号をとるのが一般的になってきています。
成績のいい人は就職の際GPAと言う成績の平均点を履歴書に書きます。
授業を含めて3.3時間
一日の勉強量が授業を含めて3.3時間だったらどうなりますか?
一科目の授業が2時間なのにそんな事ありえないですよ。
その人は喫茶店でちょっと本を読むと言う事だけですか????
- 成績でA評価がほしいなら一科目に授業以外に8~10時間勉強する必要がある
- C評価でも4-6時間必要になる
- BでもCでも卒業はできるが一流企業に入りたいならAと修士課程博士号を取る
これだけ日本の教育がおかしいのは確かなんでしょうね。学生は勉強だけしていればいいというのもつらいとは思いますが。しかし、それくらいしないと日本が世界に勉強量でまけないためには必要なのでしょうね。
就職活動で必要なこと!アメリカの学生
成績の点数化
例えばアメリカの場合は、S・Aが4点、Bが3点、Cが2点、Dが1点、Fが0点として、平均点を計算する。
海外では大学の授業の評価であるGPAを面接希望者の事前選抜に使っている。
例えば、Googleを受けるにはUCバークレーでGPA3.5以上が必要など。
また、コンサルティング会社を受けるにはGPAで3.3点以上が必要だ。
受験資格として大学の成績がある
このように企業の採用試験を受ける際の一種の受験資格として捉えられている。
海外では、大学の勉強を頑張って成績を上げることに、学生側に相当なインセンティブがあるのだ。行きたい企業の受験資格を得るために勉強を頑張ろうという気持ちになっているのが現状
- 海外では大学の授業の評価GPAが事前選抜につかわれる
- 企業の採用試験を受ける受験資格としてGPAがある
- 行きたい企業の受験資格を得るために勉強を頑張る
確かに、この企業の受験資格ほしいならこの成績を取らないと受験資格すら上げられないよ、と言われれば頑張るでしょうね。日本では資格試験を受けてこの資格を持ってますというようなことを大学でやっているとも思えますね。
勉強熱心な理由とは?アメリカの大学生の目的
希望の進学
その一番の理由は、希望の就職・進学を叶えるため、よい成績が必要だからであろう。
アメリカでは、法学部、医学部、獣医学部、薬学部などは大学の学部では専攻できない。
そのため、それらの分野を希望する学生は、4年生大学を卒業後、プロフェショナルスクールや大学院に進学し、専門知識を学ぶ。進学先の受験では一般的に、成績、テスト、課外活動で評価されるため、大学時代の成績は受験の競争に勝つために大事な要素になる。
例えば、競争率の高いPre-Medと呼ばれる医学学校を目指す学生は、冒頭の宿題内容を偽って友達に教える学生のように、足の引っ張り合いが日常茶飯事だという。
定期テストの過去問を友達と仲良くコピーし、悪い意味で助け合っていた日本の大学時代の自分とは真逆である。
就職活動でも
企業就職でも大学時代の履修科目、成績は大事な要素の一つである。
日本企業が新卒の学生を育てる文化と違い、アメリカ企業は即戦力を求める傾向にある。
そのため、どのようなクラスをとり、どのような知識・スキルを持ち、どのような成績で卒業しているか、採用の要素にされる。例えば、バークレーのある有名なプログラミングのクラスをトップで卒業するとその教授を通じて一流のIT企業からオファーがくるという噂を聞いたことがある。
大学受験は頑張ったが、入学後は全く勉強せず、バイトとサークル活動だけ頑張って、一流企業に就職した日本の先輩とは異なる就活アピールポイントである。
引用元-hatch studio – おもしろ海外情報マガジン » 教壇から見るUC Berkeley:なぜアメリカの学生はよく勉強するのか?
アメリカの大学生は図書館で勉強するのが好き
そんなこともあってアメリカの大学生はよく図書館で勉強します。しかしアメリカの大学生が図書館に通う理由は他にもあります。
それは学生のほとんどが入寮しているということです。
車で数十分に実家がある学生でも寮に住んでいることが多いです。
寮にかえっても一人でやることがなかったり、プリンターやコンピュータなどの機器がない場合は図書館に行く大きな理由になるでしょう。
なにせ寮に住んでいるので物理的に近いのです。
24時間オープンかというと殆どの場合そうではないと思います。
経験則では大体1時から2時の間に閉館することが多いです。
ただし、図書館閉館後も24時間使用可能なコンピュータ室などがありそちらに場所を移して勉強を続ける学生もいます。
そんな図書館ですがテスト期間中は24時間開館します。
それはもう学生の山で、なかには歯ブラシやパジャマなどで泊まる気まんまんな学生もいます。
- アメリカの大学では選べない学部を学ぶために大学院へ進学が必要
- 進学先の受験では一般的に、成績、テスト、課外活動で評価される
- 企業就職でも大学時代の履修科目、成績は大事な要素
- アメリカ企業は即戦力がほしい
- アメリカの大学生はよく図書館で勉強する
- 学生のほとんどが入寮している
- 図書館は24時間空いてないことが多い
- テスト期間中は24時間空いていて止まる気満々の学生も
やっぱり就職や進学そういった目の前にある目標の為に日々努力するんですね。ただただ勉強を頑張れと言われてもなかなか続かないですからね。今後の人生をしっかり計画しているということですね。