大学の部活の顧問は誰が務めるか、について分かりやすくまとめました。
大学にはサークルと部活が存在し、それぞれ誰が顧問を務めるのかを説明します。また、もし大学の部活の顧問になった際に負担を減らす方法や、就職活動ではサークルと部活どちらが有利かについてもご紹介。
是非、参考にしてくださいね。
目次
誰が務めるのか知りたい!大学の部活やサークルの顧問
大学では部活やサークルの顧問は誰が務めるのか?
大学では部活やサークルの顧問は誰が務めるのですか?
正規の大学に通わずに、学士号を取得してしまったために、大学のシステムをよく分かっていない大学院生です。
高校は教官だったが、大学は学生が行うもの?
高校では、教官は必ずどれかの部活の顧問を勤めることがほとんど義務でした。
では、大学では部活やサークルの顧問は誰が務めるのですか?教授が部活やサークルの顧問をしているという話を聞いたことがないので、学生が行うものなのでしょうか?
どなたか大学の部活やサークルの仕組みを教えて頂けますでしょうか?
- 大学では部活やサークルの顧問は誰が務めるのか知りたい
- 高校では、教官は必ずどれかの部活の顧問を務めるのが義務だった
- 教授が部活やサークルの顧問をしている話は聞かないので、学生が行うものなのか?
- 大学の部活やサークルの仕組みを知りたい
私も大学に通って部活に参加していましたが、顧問となる人が誰なのかについてはあまりわかっていませんでした。あまり会うことがなかったですし。ただ、何かあった時のために誰が務めるべきなのかは気になりますよね。顧問は誰が務めるのか、それとも学生が行うものなのでしょうか?
教員がなるのは大学の部活の顧問だけ
大学公認の部の顧問は教員がなる
・部(大学公認のもの)の顧問は,教員がなります。
おなじ教員がずっと続けるわけにもいきませんので(少なくとも定年退職や転任はある),だれかが辞めたときは,学生の代表が適当な教員に頼みにいき承諾をもらいます。
顧問を務めていると業務評価でカウントされる
最近の大学の業務評価では,顧問を務めていることもカウントされるようです。
顧問は公的な存在なので,たとえば山岳部が山で遭難したようなときは,現場にむかって捜索本部に詰めたりします。いい迷惑ですから,ぼくは引き受けません。
サークルは任意団体のため顧問はいない
・サークルは任意団体なので,勝手にやっています。
- 大学公認の部の顧問は、教員がなる
- 定年退職や転任などの理由により同じ教員が持続的に続けるわけにはいかないので、辞めた時には学生の代表が適当な教員に承諾をもらう
- 最近の大学の業務評価では、顧問を務めることもカウントされる
- サークルは任意団体のため、顧問はおらず勝手に活動している
大学が公認している部の場合は顧問になるのは教員なんですね!山岳部が山に遭難した、と言うような何かあった時のために、大人の教員がなってくれていた方が安心感がありますよね。でも、サークルは任意の活動なので、顧問不在で活動しなければならないんですね。
教員にとっての負担を軽くする方法とは?大学の部活動の顧問
運動部の顧問を拒否する
★メリット★
・簡単に土日を休む権利をゲットできる。
・顧問拒否に比べて,生徒に対しての罪悪感が少ない。
▲デメリット▲
・平日は部活動の指導をしなければならない。
運動部顧問拒否…逆に言えば,吹奏楽部以外の文化部の顧問になるということです。
なぜ吹奏楽部以外なのか…の説明は必要ありませんよね(笑)私は20代半ばの頃に,実際に『運動部顧問拒否』をやりました。
方法は簡単です。部活動の顧問の希望調査用紙に,例えばこのように書きましょう。(または,管理職との面談のときに言う。)
『放送部か,美術部の顧問を希望します。運動部と吹奏楽部の顧問はお断りします。』
意思を曲げずに断固として文化部顧問を希望する
大切なのは,意思を曲げないこと。
校長に『サッカー部の顧問になってくれないか。』 と言われても,断固として
『放送部か美術部の顧問を希望します。』
と言い張りましょう。
- 運動部の顧問を拒否して文化部顧問を希望することで、土日の時間を自由にできる
- 平日は部活動の指導をしなければならない制約は出てくる
- 拒否するためには、顧問の希望調査用紙に、文化部を希望している旨を書いたり、管理職との面談の時に言ったりする
- 意思を曲げずに断固として文化部顧問を希望することが大切
部活動の顧問になると、生徒に指導したり、遠征などで土日の時間を自由にできなかったりとさまざまな制約が出てきますよね。名前だけ置いておくだけでなく、部活動の顧問になるだけで教員にはかなりの負担が生じます。負担を軽くしたいと考えているならば、断固として文化部の顧問を希望すると、生徒に罪悪感がなくて良いですね。
教えて!サークルと部活の違いは?
サークルと部活の違いについて
そもそもサークルと部活の違いってなんでしょうか。
大学においては、一般的にサークルと部活は区別されています。
簡単に言うと、サークルの目的は楽しむこと、部活の目的はその活動を通じ成果を残すことと言えるでしょう。
サークルは部活と比べ自由度が高く、雰囲気がゆるいと言えます。
サッカー・テニスといった運動以外にも、吹奏楽やミュージカル、英会話や疑似国連、茶道やマジックなどなど、サークルの種類は実に多岐にわたります。
一つのキャンパスには同じ種目のサークルが複数ある
また、一つのキャンパスに同一種目のサークルが複数あることが一般的です。
「テニスサークルだけでもたくさんあり、中にはほとんどテニスをせず飲み会ばかりやっているサークルもある…」
なんて言うのは、どの大学でもよくある話。
“○○サークル”と銘打っていても、その実飲み会やイベントがメインのサークルは、“飲みサー”と呼ばれます。
同じテニスサークルでも、毎日練習に励み大会を目指すところもあれば、時々集まって和気藹々とテニスを気軽に楽しむといったところもあり、サークルはそれぞれ団体ごとの個性が強いと言えるでしょう。
部活は原則的に毎日練習
一方、部活は原則的にほぼ毎日練習に励みます。
サークルが非公認団体も含めるのに対し、部活は全て大学に公認された団体です。
部活は、その種目において大学を代表して大会に臨む、いわば大学の顔。
必然的にその活動は厳格なものとなります。大学によっては、活動日の男子部員の私服着用が禁止されているところも。
その場合、部員は学ランなどの制服を着用し、大学生活を送ります。
サークルの分類について
さらにサークルにもいくつか種類があります。
サークルの種類は主に、学内サークル・インカレサークル・学生団体に分けられます。
学内サークルとは、その大学に所属する生徒のみで構成されるサークルのことです。
一方、インカレサークルは様々な大学の部員が活動に参加します。
学生団体と通常のサークルの区別は難しいところですが、一般的に社会活動を目的とする団体のことを学生団体と呼ぶことが多いようです。
通常のサークルがスポーツや文化・芸能をその対象とするのに対し、学生団体はボランティアや国際交流などを対象にしています。
- サークルの目的は楽しむこと、部活は活動を通じて成果を残すこと
- サークルは部活と比べて自由度が高くてゆるい
- 一つのキャンパスに同じ種目のサークルが複数あるのが一般的
- 部活は原則的にほぼ毎日練習に励む
- 部活は大学の顔と言えるため、厳格なものとなる
- サークルの種類は主に学内サークル・インカレサークル・学生団体に分かれる
- 学内サークルとは大学に所属する生徒のみで構成される
- インカレサークルはさまざまな大学の部員が活動
- 学生団体は、社会活動を目的とする団体でボランティアや国際交流などが対象
私も大学時代部活動に参加していましたが、毎日のように練習していたのを覚えています。先輩やOBも厳しめで、本当に成果を残すことが第一と言えました。一方で、サークルは部活と比べて自由度が高くてゆるめなのが特徴で、私の大学にも同一種目のサークルが複数ありました!部活かサークルか選ぶ際には、どの講義を取りたいか、どの程度学内で活動したいか、時間が取れるのかなど、自分の学生ライフスタイルに合わせて選ぶと良いですね。
どちらを選ぶ?サークルより部活の方が就職活動には有利?
迷った時にはサークルを選ぼう
大学に入学して部活に入るか?サークルに入るか?
迷ったときには、基本的にサークルにした方が良いと思います。
迷っている時点で、多分部活をやっていく覚悟が足りていないのではないか?と思うので。
部活をちゃんとやれる人というのは、最初から部活一本しか考えていないと思うのです。
サークルにしようか?なんて悩まずに、もう最初から部活一本で勝負するつもり。もう大学生活を全て部活に注ぎ込もうとしている人たちも多いのではないか?と思います。
だから、ちょっと軽い気持ちではいると他の部員との温度差があると思うんです。
そこまで厳しくやりたいと思っていない人、単純に楽しむことを念頭に置いているような方はサークルを選んでおいた方が良いと思いますけどね。
就職活動を見据える場合は部活の方が有利かも
就職活動とかを見据えるならば、サークルよりは部活の方が有利になるかもしれませんけど、その一点だけで部活を選ぶというのもね・・・。
部活は有利になるかもしれないけど、確実に内定が貰える保証はないので、そこまで乗り気じゃない部活を無理してやる必要はないと思います。
部活を選ぶ人は最初からやる気がある人だけにした方が良い
サークルであれば、緩いところは集まるのも週に1回とかいうところもあります。
そんなに練習したりする機会も部活ほど多くないし、時間も長くないでしょう。
だから、誰にとっても勉強の邪魔にならずに、無理をしないで続けられるものじゃないか?と思うのです。
したがって、部活を選ぶ人は、最初から部活をやる気満々という人だけにしておいた方が良いと思います。
そうじゃない人はサークルで、まずは楽しむということを掲げて大学生活の1つの娯楽として活動していければ良いと思いますね。
引用元-大学できつい部活に入るべきか?緩いサークルに入るべきか? – リア充、非リアも関係ない!楽しい大学生活を送るには?
- そこまで激しくやりたいと思っていない人や、楽しむことを念頭に置いている人はサークルを選んだ方が、他の部員と温度差を感じずに済む
- 就職活動を見据える場合は、部活をしてた方が有利になるかもしれないが、確実に内定がもらえるわけではない
- 部活を選ぶ人は最初からやる気満々という人だけにしておいた方が良い
- やる気満々でない人はサークルで楽しむことを念頭に置いて大学生活の一つの娯楽として活動すれば良い
大学入学後はどのサークルを選ぼうか、もしくは部活をしようか迷いますよね。大学生活を無理なく楽しく過ごしたい場合はサークルを、大学生活をすべて部活にささげたい人は部活を選ぶと周りとの温度差に苦しんだり、途中から楽しくなくなったりするのを防止することができます。ただ、就職活動の際には、部活をきちんと続けていたということは自己PRに活用できますし、評価されると思います。確実に内定がもらえるわけではないですが、もしやりたいスポーツなどがあれば挑戦してみても良いかもしれませんね。