大学の経済学部に、指定校推薦で行きたい。志望理由書には何を記入すればよいでしょう。
経済学を学びたい理由、その学校を選んだ理由それぞれについての自分なりの動機はありますか?
具体例を紹介しますが、それをたたき台にあなたなりの表現で書いてみてください。
目次
志望理由書が必要!指定校推薦で大学の経済学部にいくが書き方が分からない
指定校推薦の志望理由
私は大学に指定校でいきます
経済学部です!志望理由書をかかなくてはいけないのですがなかなか書けません。
どなたか考えてくれませんか?
自分ではこう思っているけど
私は将来地元を活性化させたいので区役所などで働きたいとおもっています!
よろしくお願いします。
- 指定校推薦の志望理由の書き方で迷っている
- 将来、地元活性のために働きたいと思っている
指定校推薦の志望理由書の書きかとということです。はっきりとした理由をお持ちのようなのでそのまま書いても十分通用しそうに思えますが、どんなことで悩んでいらっしゃるのでしょうか。推薦の場合の、より効果的な文章ということでしょうか。
志望理由書はこう書こう。大学の経済学部で学ぶ意義や理由を考える
経済学と社会のつながりを考える
お金とモノやサービスの関係を学ぶ経済学は、私たちの社会と密接に関係しています。そのつながりに目を向けて、経済学を学ぶ自分なりの意義や目的を見つけましょう。
【例】
近年、日本でも子どもの貧困が社会問題になっていると聞きました。その背景には、労働者の低賃金問題や経済格差の問題があるのだと思います。
私は、その問題の原因を探り、日本経済のシステムをより良くする方法を模索したいと考え、経済学部を志望しました。
【例】
現代の日本は、人口が都市に集中し、地方が過疎化する傾向にあります。そんな中、ご当地の魅力を積極的にアピールし、活性化につなげている地域の姿がテレビや新聞で取り上げられています。
私は、そのような地域活性化に経済学的視点をもって取り組みたいと考え、経済学部を志望しました。
大学では、地域経済学を積極的に学び、フィールドワークにも挑戦したいと思っています。
その大学の経済学部で学ぶ意義や魅力を考える
志望理由書では、「その大学でなければいけない」という気持ちを伝えるのが理想的。サイトやパンフレットで志望大学の情報を収集し、その大学ならではの特色を志望理由に盛り込みましょう。
【例】
リーマンショックやギリシャの経済危機が世界に大きな影響を与えたように、経済はグローバルな規模で動いています。そのため、経済を勉強するに当たって英語の習得が欠かせないと考え、国際交流が活発な○○大学を志望しました。
留学生やネイティブの先生と積極的に交流するのはもちろん、ぜひ短期留学プログラムにも参加して、語学と海外の経済やビジネスについて学んできたいと思います。
- 経済学を学ぶ自分なりの意義や目的を見つける。例文2種類
- その大学でなければならない理由について。例文1種類
経済学を学ぶ意義、理由、そして、その大学を選んだ理由についてまとめるということですね。今まで具体的に文章にしたことがなければハードルが高くなるのかもしれませんね。志望大学も特徴のある学校であれば書きやすいのでしょうが。まずは情報収集ですね。
素直な気持ちを伝えよう!大学の経済学部への志望理由書の書き方
経済学部の志望理由書の書き方
経済学部の志望理由書は、よほど酷い内容でなければ、素直な気持ちを書くのも大切で、変に立派なことを書いても、マニュアル通りという印象を与えてしまいます。
具体例の紹介
具体的な参考となる一例をご紹介しましょう。
・その大学の経済学部に習いたい教授がいる
・公認会計士や簿記など経済系の資格が欲しい
・卒業後金融業界で活躍したい
・将来経営者になりたいなど・・・要は経済の仕組みや知識を得たい、ということが志望理由書内で伝わればOKです。
ある程度具体的な方向性や学びたいこと、自分の意見などを書くこともポイントの一つです。
- 素直な気持ちを伝えることが大切
- 具体例の例文を紹介
立派な文章を書こうとすれば、どこかで見たことがあるようなものになりがちです。大学が見たいのは、型どおりの模範的な文章ではなく、あなたなりの理由ではないかと思います。多少拙く見えても、相手には印象深く伝わることもあります。
ココを見られている!入試採点者が志望理由書を見るポイントとは
①入学動機を一言でわかりやすく書く。
書き出しの部分では社会人として大学に入学する動機を書く。
この受験生の場合、証券会社に7年間勤務していたが、仕事上で経済理論がよくわからないので、基礎から学び、経済の視点から環境問題を考えていきたいと動機を述べている。
この点は、まずクリアーだろう。
②何を学びたいか、なぜこの大学を選んだかアピール
次の部分では、現在抱いている問題意識を述べ、何が学びたいか、なぜこの大学を受験するのかをはっきりアピールしなければならない。
この例では、環境問題を環境税の面からアプローチし、環境税の課税と景気の動向を考えていこうとしている。問題意識ははっきりしており、学習の内容も具体的に書けている。
欲を言えば、なぜこの大学でなければならないのかを明確に示しておいた方がよかった。
ゼミの研究テーマと担当教官、著作などを挙げるのもひとつの方法であろう。
③具体的な学習プランを書く
次の部分は、前段落と重複する部分と入学後具体的にこういういった科目を学習するといった計画を書いている。
この例の場合、環境経済学と公共経済学など具体的な履修希望科目が書かれている。
志望する大学のカリキュラムはパンフレットやオープンキャンパスなどで調べておく必要がある。
④卒業後の抱負を示す
締めくくりとしては、卒業後の抱負を書いておくとよい。
この例では、大学院進学の希望を述べているが、できればそれ以外に、具体性をもった将来の進路を考えておけばよい。
引用元-合格体験記 進研アカデミー・グラデュエート大学部(大学院・編入・社会人入試の予備校)
- 分かりやすい表現で
- この大学でなければならない理由
- 大学へ入った後の具体的な学習プランはあるか
- 卒業後の希望について
社会人経験者であれば、具体的な理由やエピソードも盛り込みやすいでしょうが、現役高校生となると、漠然としたものになってしまうということでしょうか。ここはいったん原点に戻ることも必要なのかもしれません。上記4点のポイントを意識すると書きやすいでしょうね。
就職に有利な仕事や経済学部で取得出来る資格とは
が取れる資格について
その後、私は経済学部に進めば、役に立つ資格が取得できることを知りました。
経済学部に進んでまず目指す資格は、簿記です。もしかしたら商業高校の学生さんは既に取得している方も居るかもしれませんね。
また、簿記の技能は経理だけでなく、様々なビジネスシーンで役に立つと言います。そして、それを叩き台に他の資格を取ることが可能なのです。
公務員になりたい人にも有利!
経済学部は民間だけでなく、公務員の道も考えていた私にピッタリでした。
何故なら、経済学部では地方公務員・国家公務員の勉強をするのにも適した講義やゼミがあるからです。
特に、国家公務員の要職についている方々(所謂、官僚ですね)の経歴を見ると、法学部だけでなく、経済学部出身の方も少なくないのです。
つまり、官庁から見ても、経済学部出身者というのは評価される点の一つに成り得るのですね(もちろん、入学後も自身を磨くことも大切ですよ♪)。
引用元-意外と知らないかも!現役大学生が経済学部を選んだ志望理由 | 大学生の困った!を解決するCampus Magazine
- 取得できる視覚について
- 経済学部卒で公務員になる人も多い
大学の単位取得で得られる資格ということではなく、資格取得に関わる勉強ができるかという点ですね。公務員になるなら法学部が有利?かと思っていましたので、経済学部出身者も多いということに驚きました。採用側からの評価が高いというのも初めて知りました。