公文には数学の高校教材があるけどどうなの?公文OBの体験談

公文には数学の高校教材もあることをご存知ですか?

とにかく問題を解かせて数をこなさせる公文の力技は、頭尚基礎体力をつけるのに有効です。

また東大生に公文出身が多い理由や、実際に公文で学んだ東大生の体験談も参考にしてみてくださいね。

目次

存在している!?公文の高校数学を学習する中学1年生が

公文の高校数学のプリントと併用しながら使える参考書を教えて

公文の高校数学(K教材)を学習している中1です。

部活もあり教室に行くこともできないので、自宅で少しずつ学習していきたいのですが、難しくて・・・

プリントと併用しながら使える参考書を教えてください。

引用元-公文の高校数学(K教材)を学習している中1です。部活もあり教室… – Yahoo!知恵袋

  • 中学1年生だが、公文の高校数学で勉強している
  • 公文のプリントといっしょに使える参考書が知りたい

高校時代の友人も公文に通っていた

公文というと小学生のイメージがありますが、私の友人は高校生になってからmp苦悶に通っていました。自分のペースで勉強を進められるのがあっていたみたいで、同じ教室に同学年はいないものの、楽しんで通っていたようです。

公文が目指すものとは|「自学自習で高校教材」を目標!数学が出来ないことで夢を諦めないでほしい

基礎学力不足で授業についていけなくなる子供が多い

公文式教育がめざしている究極の目標は「自学自習で高校教材」を学習できる子どもの育成です。

中学生でも小学生でも、あるいは幼児であっても、無理なく無駄なくできるだけ速やかに高校教材に進めるよう指導しています。それはなぜでしょうか。

小学生のときはできていたのに、中学、高校と進むにつれて授業についていけなくなる子どもが多いことをご存知のかたも多いでしょう。

その原因のほとんどは、各教科の根幹となる基礎学力(読み、書き、計算の知的技能)の不足です。

学力不足から、授業についていけずに楽しくない中学・高校生活を送らせることになったり、中途で学業をあきらめたり、まして、そのことが原因で非行への道を歩ませるようなことがあってはなりません。

数学ができないことで夢を諦めないでほしい

成績が多少悪くても、個性を伸ばし、わが道をたくましく歩いていけばいいではないか、という人もいます。

スポーツに、音楽に、美術や演劇などに打ち込む。それはそれで素晴らしいことです。
しかし、自分の進路について明確に強固な意志を持てるのは、かなり年齢が進んでからのことではないでしょうか。

おそらく多くの人にとっては、大学受験の学部選択のときでしょう。

小、中学生のとき「お医者さんになりたい」という夢を持っていて、今でも希望しているのに、数学ができなくて諦めざるを得なかった、などということがあってほしくはありません。

引用元-公文公教育研究所 : 連載 第11回 『公文式教育を貫くもの』

  • 公文では、自宅で高校教材の勉強ができる子どもを育てることを目標にしている
  • 進学とともに授業がわからなくなる子どもが多いが、その原因は基礎学力不足
  • 明確に将来どんな仕事に就きたいのか決意できるのは、ある程度の年齢になってから
  • 将来の夢ができたのに「数学ができない」という理由であきらるのは悲しい

進路の幅を狭めないで

小さなころから、自分の将来のビジョンを明確に描いている人は少ないですよね。大きくなったとき、基礎学力不足によって進路の選択の幅が狭まることがないよう、公文で基礎学力を鍛えておいてはいかがでしょうか?

公文で高校教材までとにかく問題を解かせてみる!数学は大切!

とにかく問題を解かせて数をこなさせる力技は、頭の基礎体力をつけるのに有効

「公文の学習法には批判的な意見を持つ人もいますが、とにかく問題を解かせて数をこなさせる力技は、頭の基礎体力をつけるのに有効です。

大学レベルまでの問題もあるから、できる子はどんどん進めばいい。

お母さんが指導しなくても、算数・数学の勉強はできます」

先述したように中学の数学がやさしすぎるしわ寄せが高校にきているので、中学時代に高校の数学を少しでも学んでおくと、あとが楽になるというのだ。

塾や家庭教師は、欠損箇所がどこか見つけるために使う

もし、子供が躓いたら、塾や家庭教師を利用する。

ただしそこで、一から教わり直すようなことをしてはいけないと佐藤さんは語る。時間の無駄だからだ。

「塾や家庭教師は、欠損箇所がどこか見つけるために使うのです。塾のテストはよくできています。それを使って、どこができていないかチェックする。

あるいは家庭教師に、どこで躓いているのか分析してもらう。

人間ドックのようにして使うのです。そうするとどのくらい時間をかければ埋まるかわかります」

引用元-わが子を食える大人に! 作家・佐藤優が「算数と英語は公文」推す理由 親技のカガク【11】 – グノシー

  • とにかく多くの問題を解く勉強法は、勉強するための基礎体力作りに効果的
  • 中学時代から高校数学に触れていると、勉強で躓きにくい
  • 子供が勉強に躓いてしまったら、塾や家庭教師を使って足りない学力を補完する

基礎学力がないと、結果が出るのに時間がかかる

私も大学時代、家庭教師のアルバイトをしていましたが、基礎学力のある子とない子では、努力が結果に結びつくまでの時間が違ったように思います。基礎学力がない子の場合「何がわからないのかわからない」状態からスタートするため、どうしても時間がかかってしまうのです。

体験談のご紹介!公文数学を先取りさせて高校から苦労した

長女に公文数学を先取りさせて激しく後悔している

我が家が、長女に公文数学を先取りさせて激しく後悔していることは、折に触れて書いてきた。

公文数学というのは、言い換えると「パターン数学」。

例題という名の見本で「こういう問題が出てきたらこう解くんですよ。」と示し、「ハイ、じゃあやってみて。」と、どうしてそうなるのかをろくすっぽ説明しないまま数をこなさせ、「考え方」じゃなくて「解き方」を体で覚えさせるやり方だ。

「公文数学≒公立高入試数学」のイメージ

「やっててよかった公文式。中学生が言うのだから間違いありませ~ん✌」というCMがあったけれど、それは確かに間違いじゃないと思う。

なぜなら、公文の「パターン数学」は中学~公立校受験の数学には親和性が高く、良い成績をもたらしてくれるからだ。

そして、公文の経験なく高校入試を経てきている子でも、公文と同じ「パターン数学」で乗り切って一見良い成績で進学校に進んだ子も、特に女子で多いのではないだろうか。

その意味で、ちょっと強引ではあるが、ういろう的には、「公文数学≒公立高入試数学」のイメージだ。

我が家の経験から、そういう子が「私は数学が得意」ともし勘違いしていると、おそらく後で苦労することになると思う。

引用元-中学数学が得意だった子への老婆心記事|ういろう蒸したて自己満ブログ@食べるな危険!

  • 公文の先取り教育を子どもにさせていたことを後悔している
  • 公文の数学は考え方ではなく解き方を覚える勉強法なので、高校入試には効果的だが高校数学では苦労するかも

「考え方」を学ぶ機会も設けよう

繰り返し問題を解くことで、解き方を頭に叩き込む方法は、応用問題の多い高校にはあまり向かないものなのかもしれません。解き方のパターンを頭に入れることも大切ですが、自分の頭の中でどうやって問題を解くのか考える訓練も重要ですね。

公文出身が多い理由とは|東大生を多く輩出している

ひとりひとりの力に合わせ、個人別・学力別に学習が進めることができる

東大生にKUMONのOBが多い理由は教室数が多いため、小さいころから近所のKUMONに通いやすいということが大きいように思える。

が、それだけでは東大生にKUMONのOBが多くなることはない。

本当の理由はその中身にある。

KUMONといえばプリント教材が有名だが、それゆえにひとりひとりの力に合わせ、個人別・学力別に学習が進めることができる。

学習塾のように学年に縛られることもない。学校の学年よりも進んだ学習ができるので、勉強が進められる生徒はどんどん先取り学習をすることができる。

自ら勉強する習慣がつく

プリント教材にはもう一つの秘密がある。教材の中に解き方のヒントが埋め込まれていて、それを読み取り、自分で考えて進んでいく構成になっている。

先生から教えられてわかるというものではないのだ。

結果的に自ら勉強する習慣がつく。

小さいころから勉強に対して前向きな考え方を会得していることが結果的に将来の東大進学につながっているのかもしれない。

引用元-現役東大生が小学生時代に通っていた学習塾:トップは公文式 – 東大新聞オンライン

  • 公文では、個人の学力に合わせて学べ、先取り学習も進められる
  • 公文の教材には、問題を解くためのヒントが隠されている
  • 自分自身で勉強する習慣をつけることができる

東大生が多いのに納得!

勉強が苦手になる前に、公文で自ら勉強する習慣をつけておくと、確かに学力があがりやすいかもしれません。また周囲のペースに合わせることなく、自分のペースで学習を進められるというのも、東大生を多く輩出する理由なのですね。

東大生に聞いてみた!公文で学んだ「勉強の習慣づけ」

公文式に入会させてくれたきっかけは、「学びの習慣づけに最適だろう」というもの

3歳になってすぐ、母が公文式に入会させてくれたきっかけは、「学びの習慣づけに最適だろう」というものでした。その後、算数・数学と国語を小学4年生まで続けましたから、まさに狙いどおりでしたね(笑)。

算数・数学では、何より正確でスピーディな計算力を手に入れることができました。先生から花マルをもらえるのがうれしくて、その達成感が長く続けられた原動力になっていたと思います。最終的には、2次方程式などを扱う中学3年レベルの教材まで進みました。

国語は、もともと本を読むのが好きということもあって、「勉強」という感じはあまりありませんでしたね。楽しくお話を読みながら、内容を理解し、問いに答える力を自ずと習得していった感じです。読解力というのは、学年が上がってから身につけるのが難しい力だと思うので、その意味で公文式はとても有効でした。大学入試も含めて、国語については学校の授業以外に特別な受験対策をした記憶がありません。

規則正しくコツコツと進めていくことが大事

算数・数学と国語、頭を切り替えながら両教科を頑張った公文式。自宅にも宿題を持ち帰るので、規則正しくコツコツと進めていくことが大事になります。

いま思うと、その反復こそが私自身の勉強のやり方を形づくってくれました。

引用元-現役東大生は、「公文式」とどう付き合ったか?: 雑誌『プレジデントファミリー』の公式サイト(プレジデント社)

  • 「勉強の習慣づけ」のため、公文式に入会
  • 算数・数学では、速さと正確性に優れた計算力を身につけられた
  • 国語では話を楽しむとともに、問いに答える能力を獲得
  • 自宅でも公文の宿題を行うため、コツコツ勉強する習慣が身についた

日々の積み重ねが大切

東大生というと「もともと頭が良い人」というイメージがあるかもしれませんが、小さなころからコツコツと学習を積み上げることが一番大切なのでしょうね。私の兄弟も東大に進学しましたが、楽しんで勉強をしている時間が長かったように思います。

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