長野県の自然豊かな場所に位置する信州大学。
信州大学工学部の評判や就職状況について、詳しく調べてみました。
信州大学工学部に受験する人は、ぜひ参考にしてみて下さいね。信州大学は、勉強するにはとても良い環境が整っているようですよ!
目次
評判をチェック!信州大学工学部建築学科ってどうですか?
国立大学の中堅ポジション
信州大学の建築学科は、典型的な工学部にある建築学科です。
計画・意匠といった設計に直接関係する分野だけでなく、構造や環境・設備などの技術系の分野も総合的に学びます。
国立大学のなかでは中堅といえるポジションで、キャンパスの評判はいいほうですし、全体的にはいい大学であるといえます。
学生数の多い総合大学であり、学生生活は楽しいでしょう。
高度な設計教育なら別の大学を検討すべき
質問者さんが興味をお持ちの、建築設計やデザインなどの実習はもちろんありますが、専門教育の中心である2年生と3年生においても、週に1回・3コマ・2単位しかありません。
これは設計実習の割り当て単位数からするとおそらく最低限に近く、これだけを見ても設計教育に力を入れている大学ではないことがおわかりいただけると思います。
設計教育に力を入れている大学は、その2〜4倍の単位数を設計実習に当てるのが普通です。また、教員に有名建築家がいるわけではありませんので、高度な設計教育を期待されるのでしたら、別の大学を検討されてもいいでしょう。
- 信州大学の工学部建築学科は、典型的な建築学科
- 構造や環境た設備などの技術系まで学べる
- 設計の授業日数が少ない
- 設計教育をもとめるのなら、他の大学を検討がおすすめ
設計を学びたいという、明確な目標があって素晴らしいですね。目標があるのですから、偏差値や大学の知名度だけでなく、授業の中身までしっかりと調べていきましょう。同じ学科の名前でも、中身は違うので注意です。
信州大学工学部の内容や評判、卒業生の口コミを見てみよう!
【総評】
工学をまんべんなく学ぶにはよい大学だと思います。
周りが田舎なのであまり喧噪も気にならず勉学に励めました。
カーボンナノチューブやロボット工学で第一線級の方々もいらっしゃるので専門分野を極められますが、カリキュラムはまんべんなく工学全般を学ぶようになっているので、興味がある分野を探すのにも向いているんじゃないでしょうか。
【講義】
講義も落ち着いた雰囲気の中進められますし、詰め込んで学ぶというよりも興味を自分でもって極めてください、といった動機付けの授業が多い気がします。
講義の中で出てきた参考図書などを調べて自分でかみ砕いていくとどんどん深みにはまれるように仕組まれている、面白い授業でした。
【研究室・ゼミ】
研究室によって研究のレベル差、分野の違いがはっきりと出ている。
応用研究をしてPCを日がな一日いじくりまわしている研究室があれば、いる研究室の隣でひたすら夜通し基礎研究の実験をしていたり・・・そう言った意味ではほかの研究室の研究発表を見るのはなかなか興味深い。
【就職・進学】
愛知のトヨタ自動車をはじめとした自動車産業系が人気。但し、いろいろと潰しがきくこともあって就職先はさまざま。
県内での就職であればほぼほぼ間違いなく内定がもらえるような感じ。
県外に出れば知名度は著しく下がるが。
- 信州大学工学部は、工学をまんべんなく学ぶことができる
- 興味のある分野を探すには適している大学
- 興味を引き出してもらえるような授業が多くある
- 自動車関係の就職先が多い
- 県内ではほぼ就職できる
信州大学は、長野駅から徒歩20分。駅からは少しありますが、田舎過ぎず都会過ぎず、ほどよいバランスのところにありますよね。静かな環境で勉強するにはもってこいの大学のようです。
信州大学工学部、ここが評判です!全国№1を誇る特長とは
地域貢献度全国№1
日本経済新聞社産業地域研究所が行う“全国大学の地域貢献度ランキング2011”調査によれば、なんと信州大学が地域貢献度全国No.1♪同率1位に栃木の宇都宮大がランクインしましたが、それにしたって驚くべき実績であることに変わりはありません。
地域産学連携のパイオニア
このランキングは”地元就職率”“地元企業との共同研究”“インターンシップへの派遣人数”などをアンケート調査し、総合的に判断した結果だそうで、大学と企業、あるいは地元のスポーツチームなどが手を取り合う“地域の産学連携”がどれくらい充実しているかを計る指標になっているそうです。
1993年の段階で全学部の産学&地域連携窓口となる“地域共同研究センター”を設置していた信州大学は、まさにこの分野のパイオニアといえます!
- 信州大学は、地域貢献度ランキングナンバー1
- 地元就職率、地元企業との共同研究や、インターンシップの派遣人数などから総合的に判断されたランキング
- 信州大学は、地域共同研究センターを1993年から設置している
近年、国が大学の地域貢献の重要性を唱えています。大学の使命は、教育と研究。それに加え、地域貢献を求められているようです。大学を選ぶときの基準の一つとして考えていきたいですね。
実は就職率が凄いんです!信州大学繊維学部の実績
就職率97.7%
信州大学繊維学部は、「週刊東洋経済」(2010年10月16日特大号)の「ニッポンの大学トップ100 本当に強い大学2010」で就職率97.7%で理系ベスト100の第5位として紹介されました。
また、本学部が発表している2015年3月卒の就職希望者の、ほぼすべての学科での就職率が100%となっています。
就職難と言われる昨今、就職希望者の就職率が約100%というのは、驚異的な数字と言えるでしょう。
繊維学部の即戦力に期待
就職率の高い理由はズバリ、繊維学部の学生は“即戦力”として期待されているから。
繊維学部では、繊維製品を基軸として、幅広い分野を学び、研究においては、それを融合する教育研究を実施しているため、研究開発、企画開発などの製品開発に対して即戦力型の人材を育成しています。
近年は、企業は即戦力型の人材を募集しており、繊維学部の学生は、企業にとっては魅力的な人材となっているのです。
- 信州大学の繊維学部は、「日本の大学トップ100本当に強い大学2010」で、第5位になった
- 2015年の就職率は、繊維学部のどの学科もほぼ100%
- 繊維学部の即戦力に期待をされている
就職率100%とは、本当に脅威の就職率ですね。希望する企業に就職できることは、非常に重要。大学を決める際に、就職先を見据えることが出来ると良いですね。大学入試に受かることがゴールではありません。
長野県は「幸福度ランキング日本一」!信州大学の所在地
長野県民は、病院にかかる率が少ない
僕が住んでいる長野県は、高齢者が多い割に医療費が安い。
この理由を追究しようと、国民健康保険中央会は研究会を作り、数年にわたって調査した。
その結果、減塩運動を成功させたこと、野菜の摂取量が日本一になったこと、保健補導員というヘルスボランティアが充実して住民自身の自治で健康づくりが行なわれたこと……これらいくつかの要因が複合的に作用して、長寿だけれど医療費が安いという、理想的な状況が作り出されたと説明している。
高齢者の就業率が日本一高い
それ以上に大きな影響を与えているのが、高齢者の就業率が日本一高いという点だ。
高齢者の仕事の多くは農業である。農業王国の北海道と比べると、長野県の農業の規模は格段に小さい。しかし、小さな農業だからこそ、高齢になっても継続できるのだ。
たとえわずかな収入であっても、収入があることが生きがいにつながる。
自分のお金で孫にお小遣いもあげられるし、仲間たちと日帰り温泉を楽しむこともできる。
長野県では、お年寄りが働くという生きがいを持っているから、病院をサロン代わりに利用したりしない。
- 長野県は、減塩運動、野菜摂取量日本一などにより、1人当たりの医療費が安い
- 長野県は高齢者の就業率が高い
- 長野県は、就業して生きがいをもっているひとが多い
寿命が長くても、元気でなければ幸福度は低くなります。そのために、就業出来る場所があるということはとても良いことですよね。誰かに必要とされるということが、生きていく中での一番の力となるのではないでしょうか。