看護専門学校の受験では、面接と学力のどちらが重視されるのでしょうか?
看護専門学校の面接の目的と具体鉄器な質問内容、面接対策の3つのポイントをわかりやすくまとめました。
一般的な質問例や、面接時の注意点も是非参考にしてみてくださいね。
目次
Q.「面接重視」の噂は本当か…看護専門学校の合否の分かれ目が知りたい
看護専門学校は、面接と学力のどちらが大切?
看護専門学校を受験した皆様、合否は学力重視だと思いますか?面接重視?両方?どう感じました?
- 看護専門学校は、面接と学力のどちらが大切?
受験勉強をする時、面接と学力のどちらにより力を入れるべきか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか?看護専門学校では面接の方が重視されるという話もよく耳にしますが、実際はどうなのか気になりますね。
A.合否は面接重視で決まるわけではない…一般的な看護専門学校の場合
受験する専門学校によって異なる
各看護学校によって筆記重視なところと面接重視なところ、など基準は違うようです。
受験日程を調節して複数受験されることをお勧めします。
- 面接と学力、どちらを重視するかは受験する専門学校によって異なる
当たり前と言ってはそうですが、面接か学力どちらを重視するかは学校によって異なります。受験を検討している学校を実際に受けたことがある人がいれば、受験の雰囲気を聴いておくと参考になりますよ。
合否に関わるかも!面接の目的を知っておこう…看護専門学校はここを探っている
看護専門学校の面接の目的
・受験生の人柄を知る
・志望動機を知る
・受験生の看護師という職業にかける意欲や情熱をみる
・合格した場合この学校に入学するかどうかを知る
・看護師としての適性があるかをみるなどでしょう。
看護専門学校の面接での具体的な質問内容
「受験生の人柄を知る」なら、「あなたの長所と短所を含めて自己紹介してください」、「高校生活にはどのような印象をもっていますか」、「家族の中でのあなたの役割を教えてください」、「最近気になったニュースを一つあげてください」など、いろいろ考えられます。
あなたが素敵な異性に出会い、「この人一体どんな人なんだろう」と思ったとき、自分ならどんなことを相手に尋ねるかなと考えてみてください。質問への答は、特別自分をよく見せようなんて思わなければ自然と出てくるはずです。
「志望動機を知る」「受験生の看護師という職業にかける意欲や情熱をみる」とは、同じような質問になります。
「なぜこの学校を受験したのですか」、「なぜ看護師になろうと思ったのですか」などです。
これも比較的答えやすいはずです。これらの質問にどう答えて良いか悩む人は、自分が看護師を目指すことについてもっと真剣に考え直す必要があるでしょう。
- 看護専門学校の面接の目的
- 看護専門学校の面接での具体的な質問内容
面接時に聞かれそうなことは、あらかじめ自分の中でしっかりと考えをまとめておくことをおすすめします。その場でいきなり自分の考えをまとめようとしても、うまくいかないケースがほとんどです。考えがしっかりとまとまっていると、想定外の質問にも対応しやすいですよ。
【3つのポイント】を網羅して対策を!看護専門学校の面接に備えて
(1)質問の内容を知って準備を
看護師は、医療の現場で働く技術力と責任感が求められる仕事であると同時に、患者と接するコミュニケーション力も必要とされる、大変なお仕事です。
ですから、看護師の選考の場では、必ずといっていいほど面接が行われ、それが採用の可否の一番の判断基準になることも多いのです。
面接に行く前に、しっかりと質問への準備をしておくことが、合格へのカギと言えるでしょう。
(2)相手の立場で回答を
面接は、『自分を知ってもらう』場だと考えていませんか?
採用担当者は面接で、「組織の中できちんと長く働いてくれる人かどうか」を見極めるために、質問をしたり、観察したりしています。
自分の主張だけをしゃべっている人を、合格にしようとは思わないでしょう。
「採用する側にどう映るか」「どう貢献できるか」という、相手の立場を意識した、受け答えが必要になってきます。
そのためには、複数の中から『自分を選んでもらう』場だ、という気持ちで臨むことが大事です。
(3)すべてを自分のアピールに
採用担当者は、何人もの応募者から採用を決めます。
謙虚な姿勢で話すのも大事なことですが、「この人に来てほしい」「この人と働きたい」と思ってもらうには、自分らしさを見せることも大切です。
受け売りやよくある話ではなく、具体的で自分だけのオリジナルな話をすることが、相手の心に響きます。
だからといって、大げさに言ったりよく見せようというのではなく、どんな質問も、ありのままの自分をアピールできる場だととらえて、回答していけばいいのです。
- 看護師の面接は大きな判断基準となるため、しっかりと質問に対する回答を準備しておく
- 自分は選んでもらう立場だと意識し、採用担当者の目線に立って好印象となる受け答えをする
- ありきたりな話ではなく、自分独自の話をすることが大切
面接は自己アピールをする場ではありますが、ただ目立てばよいというわけではありません。「印象に残ろう」と突拍子もない発言を繰り返すのは、逆効果。自分の言葉で話ことは大切ですが、無理な誇張などは控えましょう。
一般的な面接項目はこちらです。看護専門学校で聞かれること
志望動機・将来のビジョン
●志望動機
●どんな看護婦になりたいか
●受験校の印象
●母校の特色・校風について
●在学時代の一番の思い出
●クラブ活動
●友人関係
●家族の紹介
自分の長所・短所
●自己PR
●長所・短所
●これまでに感銘を受けた本
●最近関心を持ったできごと
●なぜ、会社を辞めるのか
引用元-面接のポイント
- 志望動機・将来のビジョン
- 自分の長所・短所
これらの内容は、自分の中で何度も考えをかみ砕いてまとめていくことが大切です。頭の中だけで考えず、ノートなどに書き出していくと話がよりまとまりやすくなりますよ。ぜひ実践してみてくださいね。
一般的な質問例を集めました!看護専門学校の面接対策はこれでバッチリ
■No.1 仕事と将来の抱負
☑看護師を志望する理由・動機
☑どんな医療従事者になりたい?
☑この資格をどうして知ったか
☑病院では何科に所属したいか
☑学校卒業後の希望する進路は?
■No.2 養成学校・入試
☑この養成学校を志望する理由
☑併願校の有無と第一志望校は?
☑この学校の第一印象はどうか?
☑やり通していく自信はあるか?
☑試験の出来具合は・難易度は?
■No.3 性格・適性・健康状態
☑自分のどの点が看護師向きか?
☑長所と短所は・どんな性格か?
☑体力・健康面に自信があるか?
☑大きな病気(ケガ)の経験は?
☑自己PRを1分間してください
■No.4 高校生活
☑どんな高校生活を過ごしたか?
☑クラブ活動で得たものは何か?
☑得意・不得意学科とその理由
☑欠席・遅刻の回数とその理由
☑高校生活で印象に残ることは?
■No.5 日常生活・趣味
☑休日や長期休暇の過ごし方
☑健康管理で気をつけていること
☑飲酒・喫煙について思うこと
☑今一番熱中していることは何?
■No.6 交友関係
☑友人からみた自分の人物像は?
☑どんな親友や友達がいるか
☑友達とはどのように接するか?
■No.7 社会生活・社会問題
☑エチケットとマナーはよいか?
☑ボランティアで学んだことは?
☑関心を持っている医療問題は?
☑少子・高齢社会をどう思う?
☑年金問題についてどう思うか
- 仕事と将来の抱負に関する質問
- 養成学校・入試に関する質問
- 性格・適正・健康状態に関する質問
- 高校生活に関する質問
- 日常生活・趣味に関する質問
- 交友関係に関する質問
- 社会生活・社会問題に関する質問
質問項目が多くて大変ですが。下準備は入念に行っておくことをおすすめします。実際に口に出してしゃべる練習もしておくと、当日時間配分をミスする可能性を減らすことができますよ。
注意すべき点がいろいろ…看護専門学校の面接、油断しないで!
前日まで・当日の朝の下準備
<前日までにしておきたいこと>
*面接会場までの交通機関・経路・所要時間を調べる。
*志望校に提出した書類のコピーを見て、記入内容と面接時の回答が異なることがないように念入りにチェック。
*持ち物を確認。就寝。
<当日は?>
*早めに起床して心の準備をしておこう。
*時刻、天気予報、交通情報の確認をすませておく。
*当日の新聞(朝刊)にざっと目を通す余裕もほしいですね。
*会場には指定時刻の30分前くらいに着くように出発しましょう。
面接での立ち振る舞いと注意点
<控え室で>
*学校に1歩足を踏み入れたときから面接は始まっています。掲示物などにも注意を払いましょう。*待っているときは、席を立って歩き回ったりしない。おしゃべりは禁物。
<入室・着席>
<面接中>
*礼儀正しい態度で、早口にならないようにハッキリと話します。
*視線の向け方に注意します。うつむいて話すのは大きな減点になるので、基本的には面接官のノドのあたりを見て、答える時には質問した面接官の方へ顔と視線を向けます。聞く時に、相手の口元あたりを見ながら時々視線を合わせてうなずいたりすると効果大。
*聞かれたことだけに答え、余計なことは言わないようにします。
<退出>
*面接が終了したら、イスの左横にきちんと立って一礼し「ありがとうございました」の一言を忘れずに言います。
*学校にいる限りずっと見られています。校門を出るまで気を抜かないこと。
引用元-ナルチャンネル 面接ポイント
- 前日までと当日の朝の準備
- 控室から面接会場から退出するまでの立ち振る舞いと注意点
専門学校に提出する書類は、事前にコピーを取っておくようにしましょう。記入した内容を忘れてしまい、面接時の回答と書類の内容に齟齬がでてしまうのは悪印象です。一連の流れを通した練習も、何度かしておきましょう。