大学を出てもなかなか就職するのが大変なこの時代に、関西学院大学の就職率、偏差値が上がっていることはご存じですか?
関西の私立大学というと関関同立ですよね。
この関関同立や、国立大学と比べ関西学院大学の就職率や魅力はどう違っているのかを、詳しくまとめました。
目次
急激に上昇しているのはなぜ?関西学院大学の偏差値の現状は
関西学院大学の現状
西日本私学の名門と呼ばれる関西学院大学は、なぜ急速に復活しているのでしょうか?
関学はスーパーグローバル大学に採択され、偏差値の上昇率でも関関同立のトップ。
また関学は、現役進学率、中退率の低さ(つまり学生満足度の高さ)、就職率、社長・役員就任率などでも、すべて関関同立のトップ。
おまけに関学は、アメフト、ラグビー、ラクロス(男子・女子)、庭球(男子・女子)、カヌー(男子・女子)、ヨット(男子・女子)、合気道(男子・女子)、拳法、馬術などの課外活動でも、ことごとく関西学生NO1。
今後の関西学院大学
関学はこのまま西日本私大でズバ抜けたトップとなり、東の慶應義塾大学や早稲田大学と肩を並べるようになるのでしょうか?
- なぜ、西日本私学の名門と呼ばれる関西学院大学は、急速に復活しているのか
- 関学はスーパーグローバル大学に採択され、偏差値の上昇率でも関関同立のトップ
- 関学は、現役進学率、中退率の低さ、就職率、社長・役員就任率などでも、同立のトップ
- 関学は、アメフト、ラグビー、ラクロス(男子・女子)、庭球(男子・女子)、カヌー(男子・女子)、ヨット(男子・女子)、合気道(男子・女子)、拳法、馬術などの課外活動でも、関西学生NO1
- 関学は、東の慶應義塾大学や早稲田大学と肩を並べるようになるのか?
関東に住んでいるとなかなか関西学院大学のレベルや特色について耳に入る機会がありませんが、こうやってナンバーワンの項目を並べられると、とても魅力的な大学なのだと思わせられますね。
押され気味!?関西学院大学の偏差値より立命館大学のほうが上に
関関同立のレベルは?
長く関関同立は、同志社>関西学院>>立命館>関西、と言われていました。
しかし近年、立命館が大改革で急上昇してきました。
それに対してちょっと焦ってるのが関大、同志社と関学も少子化の影響からかちょっと動揺して色々改革している、という感じだと思います。
各大学の現状
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京大・阪大・神大同志社………まぁまぁの余裕感(立命館がちょっと気になる)
立命館………↑上昇志向↑(打倒同大)
関西学院……*少し下降気味*関西…………引き離されたステータスを改革中
産 近 甲 龍
摂 神 追 桃
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「同志社大学」
関西私学の最高峰。
他の関関立は時代ごとに順位の入れ替わりも見せているが、安定してずっとトップを維持している。知名度も最も高く全国区。
ただ昔の京大・阪大などと共に関西顔パス大学(大学名だけでたいていの企業に就職できること)の代表格だった時代に比べると、随分ひ弱になった。
かつては別格感も薄れ、磐石のトップとは言えなくなってきた。
実際のところは京大などの関西上位国公立志望の併願者がダントツに多く、受験生内でも上位層になるほど人気が高いので、当分はトップだろうと思われる。
関西私大の雄という余裕か、立命館始め他の関西私大に比べて大学改革も控えめ。
- 長く関関同立は、同志社>関西学院>立命館>関西、と言われていた
- 近年、立命館が大改革で急上昇
- 関大、同志社と関学も少子化の影響からかちょっと動揺して色々改革している
- 同志社大学は 関西私学の最高峰で、安定してずっとトップを維持している
- 同志社大学は知名度も最も高く全国区だが、昔の京大・阪大などと共に関西顔パス大学の代表格だった時代に比べると、随分ひ弱になった
- 同志社大学は、かつては別格感も薄れ、磐石のトップとは言えなくなってきた
- 同志社大学は、実際、京大などの関西上位国公立志望の併願者がダントツに多く、受験生内でも上位層になるほど人気が高いので、当分はトップだろうと思われる
- 同志社大学は、立命館始め他の関西私大に比べて大学改革も控えめ
やはり少子化の影響は大学経営にも大きく影響しているのですね。就職難のこの時代で、大学名だけで入れることはほとんどなくなってきている気がします。いかに就職率をあげて学生の満足度を上昇させるかなど改革が必要だと感じました。
上昇!トップを維持!関西学院大学は偏差値が同等でも就職率はスゴイ!
関西学院大学の就職率は関関同立でトップ
関西学院大学の就職率は過去5年間ずっと上がっており、もちろん関関同立のトップです。
以下のデータをご覧ください。
関関同立の就職率の比較
★ 関関同立の就職率(2011年~2015年)★
2011年: 関学(81.6%)>立命館(79.4%)>同志社(77.2%)>関大(75.6%)
2012年: 関学(81.6%)>立命館(80.4%)>同志社(78.0%)>関大(77.6%)
2013年: 関学(84.7%)>立命館(83.3%)>同志社(80.4%)>関大(79.6%)
2014年: 関学(86.9%)>立命館(84.1%)>関大(82.6%)>同志社(82.5%)
2015年: 関学(88.5%)>立命館(85.8%)>関大(85.13%)>同志社(85.06%)
- 関西学院大学の就職率は5年連続で関関同立の中でトップ
- 関西学院大学の就職率は5年間上昇し続けている
5年間就職率がトップを維持しているのはすごいですね。この維持はたまたまではなく、トップである根拠があるはずですよね。大学を選ぶときに必ず気になる就職率がこれだけいいのは魅力的です。
人気も上昇!理工系大学が「理系女子」と呼ばれる女子が増加
外国語・国際系は文系でも人気が高い
理高文低でも、グローバル人材の養成を目指す外国語・国際系は人気が高い。
1位の国際教養大学は04年の設立と歴史は浅いが、就職力の高さが難易度に表れた。
この系統は早大・国際教養や法政大学・グローバル教養など比較的新しい学部が上位に並ぶ一方、1988年に設置された立命館大学・国際関係は難易度が下がった。
前出の近藤氏は「同志社大や関西学院大学など周囲の難関大で国際系の新設が進み受験生が分散した影響」と見ている。
「自分の学びたい学問を貫き、景気や社会情勢の影響を受けにくい」(前出・近藤氏)とされる文・人文系の難易度は変化が少ない。
早大は07年に第一文と第二文を改組して文と文化構想を設置したため、難易度の比較ができない。
理系人気は女子受験生増加の影響?!
理工系は人気が高く、難易度62.5以上で下がった大学はない。
理工系の初年度納入金の平均は、国立大82万円に対して私大は159万円と差が大きく、早慶以外は難関国立大が上位を占める。
「理系人気は女子受験生増加の影響も大きい」(近藤氏)。
確かに03年と13年の志願者数に占める女子の割合を比較すると、慶大・理工10.2%→13.8%など占有率が上がる大学が多い。
引用元-大学・学部別「難易度ランキング」トップ30 | 本当に強い大学 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
- 理高文低でも、グローバル人材の養成を目指す外国語・国際系は人気が高い
- 1位の国際教養大学は04年の設立と歴史は浅いが、就職力の高さが難易度に表れた
- 同志社大や関西学院大学など周囲の難関大で国際系の新設が進み受験生が分散した影響で、1988年に設置された立命館大学・国際関係は難易度が下がった
- 文・人文系は、景気や社会情勢の影響を受けにくいため難易度の変化が少ない
- 理工系は人気が高く、難易度62.5以上で下がった大学はない
- 理工系の初年度納入金の平均は、国立大82万円に対して私大は159万円と差が大きく、早慶以外は難関国立大が上位を占める
- 理系人気は女子受験生増加の影響も大きい
最近は理系の女子が増えてきてますね。以前より理系は男子というイメージがなくなってきているからですね。また「リケジョ」なんて言葉が生まれている位ですから、女子の影響は大きいですね。
これを見れば一目瞭然!就職率の上昇傾向の大学と低い大学
大学数から見た就職率
私立大学だけでみれば、大学数では無敵+優良+有利でちょうど10%。無敵は早慶の2大学だけなのでわずか0.3%。
島野氏が「就職で割を食うことはない」とするBグループ=可能とした範囲まで含めて無敵+優良+有利+可能で15.7%。
この就職が一定程度高いとみられる大学群に対して、不利+苦戦+困難の合計61.1%、さらに島野氏が「ほとんどの大学は就職において有利とは言えず」とみている評価保留としたものまで加えると68.3%。
15.7%対68.3%。私立大学の圧倒的多数が就職上厳しい位置にあるということができるでしょう。
学生数からみた就職率
ところがこれを学生数をみると、無敵+優良+有利+可能で54.1%と過半数を占めています。
他方で不利+苦戦+困難は36.4%。これに評価保留まで加えても37.8%にしかなりません。
結局、就職で優位に立っているのは大規模総合大学なわけで、無敵とした早稲田大学が約4.3万人、慶應義塾大学が約2.9万人、優良とした大学では立命館大学が約3.2万人に明治大学が約3.0万人で、ここに含まれるMARCH関関同立の全校が1万人越えで、さらに上智大学や東京理科大学も1万人越え。有利とした大学では日本大学が約6.7万人で日本最多の他、近畿大学が約3.1万人、東海大学が約2.9万人など計13大学が1万人越え。
可能としたところでは帝京大学の約2.3万人の他、計10大学が1万人越え。
一方の不利+苦戦+困難で学生数が1万人を超えるのは、国士舘大学、九州産業大学、神戸学院大学、帝京平成大学のわずか4大学のみ。
- 私立大学だけでみれば、大学数では無敵+優良+有利でちょうど10%、無敵は早慶の2大学だけなのでわずか0.3%
- 「就職で割を食うことはない」とするBグループ=可能とした範囲まで含めて無敵+優良+有利+可能で15.7%
- この就職が一定程度高いとみられる大学群に対して、不利+苦戦+困難の合計61.1%、「ほとんどの大学は就職において有利とは言えず」とみている評価保留としたものまで加えると68.3%
- 私立大学の圧倒的多数が就職上厳しい位置にあるということができる
- 学生数をみると、無敵+優良+有利+可能で54.1%と過半数を占めている
- 不利+苦戦+困難は36.4%、これに評価保留まで加えても37.8%にしかならない
- 就職で優位に立っているのは大規模総合大学
私立大学の就職率が厳しいということは、もし私立大学に進む場合はなるべく就職に優位な大規模総合大学を選ぶのが良さそうですね。その上で、学生生活をどう過ごすかということも就職には重要だと思います。