大学の研究室、文系の学生にこんな人も!研究者を目指すなら覚悟を

大学の研究室では文系の学生はどのように活動しているのかを、分かりやすくまとめました。

文系は研究室のことを何と呼んでいるのか、研究はどこで行っているのかについて説明します。また、文系に進学するためのポイントや研究者になりたい場合の心構えについてもご紹介。

是非、参考にしてくださいね。

文系の場合大学の研究室はゼミというの?

文系では研究室のことをゼミと呼んでいるのか?

大学における「研究室」と「ゼミ」の違いはなんですか? 大学の教員の下で討論や研究をする場所を理系では研究室、文系ではゼミと呼んでいるんですか?

引用元-大学における「研究室」と「ゼミ」の違いはなんですか? 大学の教員… – Yahoo!知恵袋

  • 大学における研究室とゼミの違いは何なのか?
  • 理系では研究室、文系ではゼミと呼んでいるのか?

理系は研究室と呼んでいる印象がありますよね

大学における研究室とゼミの違いについて、説明できる人は少ないのではないでしょうか?どちらも大学の教員の下で勉強したり、研究したりするというイメージがありますよね。また、理系では研究室と呼んでいる印象が強いですが、文系では何と呼んでいるのでしょうか?

大学の文系研究室には「○○研究室」という名称を使う事が多い

教授の名前を付けて○○研究室

建築学科にいましたが「○○研究室」と言うように教授の名前を付けていました。

当時フルブライトの留学生の先陣が帰国し始めた頃なのに[セミナー]でなく、なぜ[ゼミナール]というドイツ語が残ったのか判りませんが慶応の「経済学部」の友達が得意そうに使っていて、[ゼミ]と[研究室]とどう違うんだと茶化したのを覚えています。

私の記憶では「文学部」の方ではゼミナールという言葉は聞いた事がなく、使ったとすれば心理学、社会学科ではないかと思います。

私の交際範囲では、今でも医学部も含めて理工系は[ゼミナール]という言葉は使わないような気がします。

新制大学ができた頃はゼミナール形式で論文を省いていた

書いていて思い出したのですが、丁度新制大学が出来た頃、戦後の学力低下で戦前派の強面の教授たちは学生に[卒業論文]を書かせる気にもならない程お粗末で、旧制大学より程度を落としてゼミナール形式にし論文を省いたのだとも聞いています。

それ以後、大学生は本格的論文を書く機会もなく大学院生でないと本格的な論文が書けないような雰囲気になったようです・・・

新制大学は古いタイプの教授(現在85才以上)に批判されても現実には今のように大学院に行く学生も増え定着しました。

引用元-『ゼミ』と『研究室』の呼び分け方- 大学・短大 | 教えて!goo

  • 大学の文系の研究室の場合は、教授の名前の後に「研究室」を付けて呼んでいた
  • 文学部や医学部、理工系ではゼミナールという言葉は使わず、使ったとすれば心理学、社会学科だった
  • 新制大学ができた頃は、戦後の学力低下によりゼミナール形式にして論文を省いていた

文学部では○○研究室が一般的なんですね

私も大学では文学部系の研究室に入っていましたが、教授の名前の後に研究室を付けて読んでいました。そのため、ゼミという言葉はあまり聞きませんでしたね。ただ、戦後間もない頃は、ゼミナール形式が適応されていたようですね。

こんな人もいる!自宅を研究室にする大学の文系生が・・

大学の文系生は在宅研究型が多い

自宅の60%に対して研究室は10%とに過ぎず,これは明らかに在宅研究型。ではなぜ在宅研究型なのか。それは以下の理由による。

(1)大学院生急増のもとで研究室における一人当たりのスペースが縮小傾向にあること(今では机一つと本棚少々になってしまった)および自宅に一部屋確保できること。

(2)1研究室当たりの人数が増加するにつれ,研究室内での気遣いがより必要になってきたこと。

(3)在宅研究型に移行した当時,自宅からは電話回線経由で大型計算機センターが利用できたのに対して,研究室からTAINSが利用できないためにそれが不可能であったこと。

在宅研究型の研究室利用の特徴について

この在宅研究型を研究室の利用の仕方から見ると,以下の4点にまとめることができる。

(1)資料探索の現地事務所。
(2)研究会・授業の控え室。
(3)当座必要ない文献の保存。
(4)休憩室。

まとめれば,在宅研究型の特徴は「研究は主に自宅で行う」「必要な研究資料は研究室に置かない」「大学にいる時は研究室にいない」と表現できる。研究室の本来の主旨?から見れば,これは全くケシカラン利用の仕方である。

引用元-とある文系院生の生態

  • 大学の文系生に在宅研究型が多い
  • 理由は、研究室の一人当たりのスペースが縮小傾向したこと、研究室内での気遣いがより必要になったこと、自宅からなら電話回線経由で大型計算機センターが利用できることが挙げられる
  • 在宅研究型の特徴は、研究は主に自宅で行い、研究資料は研究室に置かず、大学にいる時には研究室にいないこと

研究スペースや気遣い、器具問題などから在宅型に移行してしまったんですね

文系生が在宅研究型に移行していた事実に驚きました!確かに、人が多い研究室だと研究スペースがなかなか確保しづらいですし、気遣いなどをしなければならず大変ですよね。しかも、在宅なら研究室で使えない必要な器具も使うことができるなら、在宅研究型に移行する気持ちもわかりますね。ただ、在宅研究型の特徴的には、研究室の本来の趣旨から外れているんですね。

古典を呼んで教養を身につけよう!文系へ進学するためには

文系へ進学するにはとにかく古典を幅広く読む

とにかく古典を幅広く読むことです。

いきなりネット論やメディア論などの「現代的」な思想に触れても効率はよくありません。

パスしましょう。入門書から入るのは止めましょう。大体の古典は自力で読めます。

ヘーゲルは難しい?『法の哲学』ならまとめておきましたので、参考にしてみてください。

なぜ古典か?学問の歴史を知ることで、自分の中で物事に対する判断規準を身につけることができるからです。

そうした判断規準を身体化しておくと、問題とされている事柄を歴史的な文脈に位置づけることができます。

こうすることで、その問題が、本当に解決すべき問題(ヴェーバーのいう「事柄」Sacheにあたります)であるかどうか、また、自分の問題意識がただの思い込みでないかどうかをあらかじめチェックしておくことができます。

この点に対する意識の有無は、最終的に、研究の洞察の深さを大きく左右します。

専攻分野の基本的知識も身につけながら哲学者の思想を学ぶ

もちろん専攻しようとする分野に関する基本的な知識は身につけておかないといけませんが、それと平行して、プラトンやアリストテレスから、デカルトやカント、ニーチェやフッサール、ハイデガーに至る一連の哲学者たちがどんなことを考えていたのかについて「そら」で言えるくらいになると、研究に対する視点がかなり変わってきます。

問題を俯瞰的に判断することが出来るようになります。

哲学専攻でなければ、おおざっぱで構いません。

大枠をつかみ、学的なバランス感覚を身につけることが大事です。

引用元-大学院(文系)に進学する前に教養をつけておくといい理由 | Philosophy Guides

  • 文系へ進学するには、とにかく古典を幅広く読むことが重要
  • 古典は、学問の歴史を知ることができ、物事に対する判断規準を身につけることができる
  • 判断基準を身体化すると、問題とされている事柄を歴史的な文脈に位置づけることが可能
  • 最終的に研究の洞察の深さに大きく左右する
  • 専攻する分野に関する基本的知識とともに、哲学者の思想を学ぶことで、研究に対する視点がかなり変わる

研究に対する視点を広く深くするために、古典は有効なんですね

文系の勉強をしようとすると、ついつい現代的な思想を読もうとしてしまいがちになりますよね。でも、学問の歴史を知ることができる古典を読むことで、問題とされる事柄を歴史的な文脈に位置付けることができるようになり、洞察が深くなるんですね!専攻する分野の勉強ももちろん大切ですが、古典を読み進めて時間を有効に利用しましょう。

覚悟が必要。文系の研究者を目指すには

文系の研究者になりたいなら、大学院にいる間が勝負

覚悟を決めるタイミングは、早ければ早いほどいい。

「研究者?なれたらなりたいなあ」というスタンスは、実家がマンションいっぱい持ってて働かなくても食べていける人以外は取ってはいけません。

周りを見渡してください。自分の所属する研究室・大学院だけでなく、世界中を見渡してください。

あなたの年齢に+10歳ぐらいまでの範囲で、「一番良くできる人達」を見つけ、その人達がどれぐらいの研究業績を持っているのか、どれだけ論文を出しているのかを調べてください。

あなたは大学院を修了するまでの間に、その人達の業績に匹敵する結果を得ていないといけません。

業績そのもので敵わないのであれば、それを補完するような何らかの売りが必要になります。

あなたの業績一覧が1ページで終わり、同じポストに応募している人の業績一覧が4ページある時に、何があなたを選ぶ理由になりますか?

大学院にいる間が勝負です。

院を出てから十分な成果を上げることは難しい

修了後には生活に追われることになります。

院にいる間に成果が出なかった人が、院を出てから十分な成果をあげることは限りなく不可能に近い。

思い出してください、相対評価です。あなたが院を出てからどんなに頑張ったとしても、あなたの競争相手は「院にいる間からガンガン成果を出していた人」なんです。

そういう人達は、大抵院を出た後も成果を上げ続けているんです。

引用元-文系の研究者になりたい人達に知っておいてほしいこと – bluelines

  • 文系の研究者になりたい場合は、早めに覚悟を決めて大学院にいる間に結果を残す
  • 修了後は生活に追われることになり、十分な成果を上げることは難しい
  • 競争相手は院にいる間からガンガン成果を出していた人であり、そういう人たちは院を出た後も成果を上げ続けている

いつまでも学生気分ではなく、研究者への道を院にいる間から切り開いていかなければならないんですね

研究者になれたらなりたい、という声を友人から聞いたことがありますが、友人は結果を残せずに途中で挫折してしまい、一般企業に就職してしまいました。大学院にいる間に結果を残すのは大変ですが、修了後は生活の負担がのしかかり、もっと厳しくなります。本当に研究者になりたいなら、研究者への道を院にいる間からしっかり考えて、成果を出していかないといけないんですね…。