中学生で勉強でいない人の原因と良い勉強方法をまとめました。
勉強できない中学生には、まず自信を持たせることが必要です。
基礎学力をつけ、順序に沿った勉強法をお勧めします。
動機づけも重要で、叱ってはいけません。
毎日の家庭学習が成績アップにつながります。
目次
勉強ができないのはどうして?中学1年の息子のことで悩んでます
勉強ができないのはなぜか
中1の息子です。
小学生の時から勉強ができず、中学生になる時も心配していましたが、中学生になって個別指導をしています。
1学期の成績も悪く本人も高校進学を心配しています。
2学期も意欲的に自習に塾に通い、塾の先生からも3教科に絞ってやってみましょうとゆう事で、本人も数学に力を入れて取り組んでいました。
毎日3~4時間ほど学習していましたが、結果はさんざんでした。
努力しているが成果が出ない
数学は一桁です。
親子共々何故なんだろうと落ち込んでしまいます。
本人いわくテストでは最後まで記入したいと焦る気持ちばかりで、帰ってから同じテストのやり直しするといくつかですが出来ているようです。
同じ悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたらアドバイスよろしくお願いいたします。
- 小学生の時から勉強ができずに中学生が悩んでいる
- 意欲的に自習に塾に通って、毎日3~4時間ほど学習している
- 成績アップという結果は出ていない
塾に通い、毎日3~4時間ほど勉強しているのにもかかわらず、結果がでないのは辛いですよね。本人いわくテストでは最後まで記入したいと焦る気持ちばかりで、帰ってから同じテストのやり直しするといくつかですが出来ているよう・・・というのが根本的原因かもしれません。
まずは「自信」を持たせよう!勉強ができない中学生にはほめてあげるように
まずは自信を持たせよう
メンタルトレーナーをしております。
勉強自体の事は私にはわかりませんが、もしかしたら「自分は出来ないんだ」という気持ちや「出来る様にならなければいけない」といったようなプレッシャーもあるかもしれませんね。
意識はしていないかもしれませんが、心も体も緊張してしまっているという感じ。
まずは深呼吸して(どんな時でも)力を抜くクセをつけてみて下さい。
毎日自分を褒めてあげる
そして毎日自分をほめてあげるように。
どんな事でも良いです。
例えば「今日は1日楽しく過ごせた」「勉強頑張ったな」「ごはんおいしく食べられた」などなど。
1日10.個くらい出るといいですね。最初は1個でもいいです。
肯定感を持たせてあげて下さい。
結果はものすごく大切です。でも中1ですから、すぐ受験ではないですよね。
やりきったという達成感を味わう
であれば、今は「やりきった」という達成感を味わうこと、そして自信を持つことが大切だと思います。
お父様お母様もご心配だと思いますが、本人もご両親が心配しているのは十分わかっていると思います。
プレッシャーもあるかもしれませんし、申し訳ないと思っているかもしれません。
勉強以外の事でも良いので褒めてあげて下さい。そして結果より物事をやりきって自信を持たせてあげてみて下さい。
応援しています。
- もしかしたら、「自分は出来ないんだ」「出来る様にならなければいけない」といったようなプレッシャーがあるのかもしれない
- 毎日自分をほめて、肯定感を持たせてもつことが大切
- 達成感を味わい、自信を持つことが大切
意識はしていないかもしれませんが、心も体も緊張してしまっているという感じになっているのではないか、という話がありましたが、まさに高校生の時の私はこの状態でした。悪い点数を取りたくないために定期テストでも非常に緊張していました。リラックスは大切だと思います。
「基礎学力」が伴っていない!勉強ができない中学生には勉強し直すなどの対策が必要
勉強ができないのは基礎学力が足らないため
主要5教科の中でも英語、国語、数学は、過去にならった事を基礎に新しい知識を積み上げて行く教科です。
そのため理解系科目、積み上げ教科と呼ばれる事もあります。
授業についていけない大きな要因として、その単元を学ぶ基礎学力が伴っていない事があります。
中学一年で習う関数が理解出来ていなければ、中学二年生で習う一次関数は理解が出来ません。
中学3年生で習う二次関数はもっと解らなくなります。英語の時制も「現在形」⇒「現在進行形」⇒「過去形」⇒「未来形」⇒「現在完了形」と進みます。
英語の場合は学ぶ順序の影響は少ないかもしれませんが、カリキュラムがこの順番で学ぶように設計されていますのでどれか途中が解らないとやはり後半に困る事になります。基礎学力が足りない場合は、単なる日々の復習では間に合いませんので、解るところまで戻って勉強し直すなどの対策が必要です。
引用元-授業が解らない、ついていけない…原因は学力だけではないかも? | 落ちこぼれ中学生のための公立高校入試 裏技勉強方法
- 主要5教科の中でも英語、国語、数学は、基礎に新しい知識を積みあげていく教科
- その単元を学ぶ基礎学力が伴っていないと、授業についていけなくなる
- 解るところまで戻って勉強し直すなどの対策が必要
積み上げ教科は、一度つまずくとずるずる成績が落ちていきます。私は、中学の頃はそれなりに勉強ができたのですが、高校で進学校に進学して、見事に落ちこぼれました。要因は、この積み上げが全くできていなかったからです。私の場合は、立ち直すことなく、そのまま卒業してしまいました。
特徴とは|勉強ができない子供
●長くまとまった文章を読む習慣がない
何かを学習しようと思ったら、学習する内容が書かれている書籍を必ず読まなければならない。
ある程度の長さがある文章を読む習慣がない人は、文章を読み進めるうちに何が書いてあるのかわからなくなるようだ。
また、長文を読むことを途中放棄しがちである。
●漢字が読めない。知っている熟語・慣用句などが乏しい
上の項目と関連して、そもそも語彙が少ないとやはり文章の内容を把握できなくなる。
国語の文章を音読させるとよくわかるが、勉強が苦手な生徒と得意な生徒を比べると、苦手な生徒は驚くほど言葉を知らない。
もしくは、知らない言葉に出くわしても意味を推測しようとしない。「知らないから分からない」という思考をするようで、それ以上考えることをしない。
●一般常識に乏しい
日本の位置を地図上で示せない中学生や、現在の日本の首相の名前があやふやな高校生がいた。
さんざん地球温暖化のことを教わっているのに、原因物質すらあやふやなのはザラだ。
学校でやる勉強の内容というのは、実社会と関係ないように見えてどこかでつながっている。
実社会に興味が全くないようでは、勉強というのもつまらないだろう(とはいえ実社会のことを知らない代わりに、音楽とかアイドルとか、何か別のことについて深い知識があるわけでもないのが悩ましい)。
- 長文を読むことが苦手な人は、途中で放棄しがちである
- 国語が苦手な生徒はあまり言葉を知らない
- 自分が知らない言葉を見ても、意味を推測しようとしない
実は、私も長い文章を読むことは得意ではなく、読もうと購入した小説も積読になってしまっています。しかし、文章を書くことは好きなので、ライターという職業を選びました。レアな存在なのでしょうか。それとも、それほど長文ではないが、ブログをよく読んでいます。それで補われているのでしょうか。
試験勉強のやり方で効率の悪いNG勉強法とは
簡単な問題から始める
娘は、中間試験の勉強を始めていました。
ある日、リビングでうなっている娘を見つけました。
どうしたものかと、娘の手元をのぞいて見ると、開いていた問題集は、3冊ある問題集の中で一番難しいものでした。
しかも、一番難しいB問題をしていたのです。
どうやら、一番難しい問題集の問題から解き始めたようでした。
今回、娘が使用していた問題集に限らず、ほとんどの問題集は、単元毎に、基本問題、発展問題という構成になっています。
つまり、試験範囲の最初のページから順番に問題を解いていくと、基本問題を終えた後、その単元の発展問題を取り組むことになります。
ここに大きな間違いがあったのです。
かしこい子なら、もうおわかりですね。
順序に沿った勉強法
モノには順序があります。
確かに、問題集を1ページずつ進めていくやり方も間違いではありません。
難しい問題もスラスラ解けるようなら良いのですが、ほとんどの子は、なかなか発展問題は解けません。
ですから、最初から発展問題を解いてはいけないのです。
- 一番難しい問題集から解くのはおすすめしない
- 基本問題を終えた後に、その単元の発展問題を取り組む
- 難しいため、最初から発展問題を解いてはいけない
なぜ最も難しい問題集を解いていたのでしょうか。この娘さんの意見が聞きたいところです。自信があったのでしょうか。そういうところから親子の会話が始まっても良いと思います。私は、高校で落ちこぼれても親から何も言われませんでした、その時に会話があったら変わっていたかもしれません。
一緒に取り組もう!動機付けが肝心。親にサポートしてもらうことで…
【勉強する動機を作るための方法】
→①成績が上がったらどうなるかを明確にする
自分ひとりで動機を作ることも出来るのですが、できれば親にサポートしてもらったほうがいいです。
もし成績が上がったらどういったメリットがあるのか、
(携帯を買ってもらえる、お小遣いが増えるなど)これを親子で明確にしましょう!
→②自分の将来はどう変化するかを明確にする
中学生が勉強をする一番のメリットは、将来進むべき道が広がることと
その道に進むことが出来る確率が上がることです。
まずは自分はどういう道に進みたいのかを明確にしてみましょう!
- 勉強する動機は親にサポートしてもらってよい
- 中学生が勉強をする一番のメリットは、将来の選択肢が広がること
- 自分の進路を明確にする
中学生の頃は100点を取ったら1,000円をお小遣いとは別にもらっていました。1,000円ももちろん嬉しかったですが、ノーミスで満点を取れたことが自信につながりました。高校で落ち込んだ理由は将来の夢がなかったことが大きなポイントだと思っています。自分が進みたい道を決めるのは良いことだと思います。
卒業しよう!つい言ってしまう「勉強しなさい!」と叱らないように
叱ってはいけません
叱りたくて叱っている親は決していないと思います。
我が子の為とおもい、叱咤しています。しかし、叱られた子供はどうでしょうか?
気持ちよく勉強が出来るでしょうか?大人だって同じではありませんか?
強制されてするよりは、自分の意志でした仕事の方が
完成度が高く、評価も高い物です。
「勉強しなさい!」と強制して勉強させても
高い学習効果は期待出来ません。私も何度も失敗しましたが、叱って勉強させても勉強した事が頭に入っていません。
気持ちよく勉強出来る環境を作る事が大切です。
そのためには「叱って勉強させる」を親が卒業しましょう。
- 勉強しなさいと、叱ってはいけない
- 無理やりするよりかは、自分の意志でした学習の方が完成度が高く、評価も高い
- 気持ちよく勉強出来る環境を作る事が大切
勉強しなさいと言われて嫌々しても、頭には入ってこないでしょうね。私は、どんなに落ちこぼれても勉強しなさいとは言われませんでした。かなりの放置教育です。私のことを信じてくれていたのでしょうか。期待に応えられず、大変申し訳ないです。でも、勉強しろ、と言われても当時はさほどしなかった気もします。
大切なこと!正しい家庭学習の習慣を身につける
生まれつきの能力のせいなのか
「勉強できる子」と「勉強できない子」
の2つに分かれてしまいます。これは、
単純に生まれつきの能力のせいなのでしょうか?
実は私も、昔はそう考える一人でした。
しかし、
今ではその考えは
大間違い
であると胸を張って言うことができます。
正しい家庭学習の習慣が需要
本当は、
『正しい家庭学習の習慣』こそが、勉強できる・できないを分けるものなのです。
”生まれつきの賢さ”なんて大した問題じゃありません。
「”正しい”勉強の仕方」で、きちんと毎日勉強する習慣をつければお子さんの学力はすぐに上がります。
これまで学校のテストで30点を取ったり、通信簿がアヒルが歩いているみたいに
2ばっかりだったりするお子さんでも見違えるように学力が上がっていくのです。
塾任せではいけない、家での学習法
「勉強は塾任せ。家ではさっぱり勉強しない。」
というお子さんは、
いくら小手先のテクニックや、怪しげな能力開発術に頼ったところで、
学力の改善はまず見込めません。「正しい家庭学習の習慣」は
『家の基礎』みたいなものです。がっちりとした頑丈な基礎があれば、上に建つ家は頑丈で、風邪や地震にも
ビクともしません。ただし、この基礎がガタガタだったら、上にものを乗っけてもすぐに崩れ落ちてしまい
何も積み上げることができません。勉強できない子供に対しては、まず、
「正しい家庭学習の習慣」というガッチリした
基礎を作ってやらなくてはならないのです。
引用元-【30日間で秀才に生まれ変わる】塾からも見放された偏差値40以下の小学生が自ら勉強するようになり中堅私立中学校に合格する方法
- 正しい家庭学習の習慣が、勉強ができるか、できないかを分けるぐらい大切
- 毎日勉強する習慣づけをする
- 勉強は塾任せで家ではまったく勉強しないのはいけない
自宅で勉強するかどうかが大きく成績を分けるということは理解できます。実体験から、中学のころは自宅のリビングで勉強していました。高校のときは簡易な学習教室で勉強していました。正直集中力が全く異なりました。中学のことは、「もう寝なさい。」と言われるまで勉強に没頭していました。自宅での勉強する環境は本当に大切だと心から思います。