兵庫県芦屋市の池で、工事のため水を抜いたら
外来種が大量にいたとの事です。
ネット上で盛り上がっています。
その中に
アリゲーターガーと言う魚も。
日本の生息地や、販売価格など色々調べてみました。
まず今回のニュースのまとめですが
兵庫県芦屋市にある
仲ノ池という池を工事のため水を抜きました。
抜き終わると
外来種の魚などが大量に見つかったとの事です。
・ブルーギル 904匹
・ウシガエル 35匹
・ミシシッピアカミミガメ 30匹
・アリゲーターガー 1匹
この中のアリゲーターガーと言う魚は
体長1.3mで重さは16kgもあったそうです。
すごい大きさですよね。
見た目は大きなワニのようなんです。
北アメリカの原産で、世界最大級の淡水魚になります。
川の下流や、沼や湖などに生息し
大きさは2m程度には成長し、重さは100kgにもなる。
餌は魚やエビなどの甲殻類を食べます。
日本にいる理由は、鑑賞目的で購入した人が逃がしたためなんです。
他の外来種も池や川などにいるのは
ほぼ、飼育していた飼い主が
飼いきれなくなって、逃がすと言うか捨てる行為からです。
犬や猫などは
皆さん目撃したことは多いと思いますが
魚でも同じですよね。
モラルを重視してほしいものです。
飼育したら最後まで飼い続ける。
これが出来ないのなら飼う資格がありません。
生態系を壊すのは分かっていながらも捨てる人。
絶対しないで下さいね。
そんな、今回のアリゲーターガーですが
販売しているから購入者がいます。
販売するのは、違法ではないので問題ありません。
どのぐらいの値段かと言いますと、大きさによって違うようです。
熱帯魚などが好きな方なら
アロワナなど飼育している方も多いと思いますが
大きくなれば高額。幼魚の時に買えば低額です。
今回のアリゲーターガーは
幼魚で約1.500円程度です。大きさは10cm程度らしいです。
餌となるメダカを、この体長で丸呑みしてしまいます。
70cm程度で20.000円程度です。
この程度の大きさから飼育し始めて
大きくなるのを楽しんだり、模様の変化を楽しんだりするそうです。
アリゲーターガーの中には、プラチナアリゲーターガーという魚もいて
何と1.500.000円程度します。
大きさは1メートル程度でしょうか?
なにが違うかと言いますと、肌の色が
モチモチの美白なんです。綺麗なんですよ。
これは、希少性が高く、高価なんですね。
好きな人にはたまらないんでしょうが
私は1.500.000万円で購入するなら車でも買いたいですね。
見てるより使えたほうが良いのかと…
このアリゲーターガーですが
サイズが大きくなるのが問題だと私は考えます。
体長3mまで育つ事もあるそうなので。
幼魚から購入し飼育をしても、巨大な水槽を用意しなくてはなりません。
2mの魚が泳げるだけの水槽です。
人間の身長よりも大きくなるので、設備にお金がかかるんですね。
当然大きくなれば食欲もあります。
なにを餌にするかと言いますと、小魚やエビなどです。
エビを餌なんて、何てセレブなんでしょう。
ネット上の質問サイトでは
これから購入を検討している方が色々な質問をしていますが
回答者の中には、
すぐ大きくなって大変だから、他の物を購入するよう呼びかけている方など
興味本位で購入しないよう、コメントする方が多くいます。
回答している方は、飼ったは良いけど
近くの池などに捨てる可能性があると感じているのでしょう。
本当にしっかり飼育している方は
質問コーナーされているような事は、当然理解していますし
巨大な水槽も所有しています。
設備代にどのぐらい料金がかかっているのか分かっている方です。
質問コーナーで質問している方の内容は
私がわからないのと同じレベルなんですよ。
・餌は何が良いのですか?
・どのぐらいのスピードで大きくなるのですか?
・どこで売ってますか?
…
興味本位で飼育しようとしているのかな?
と私も思います。
このような方の多くの人が
どこかに流したり購入したペットショップに返したりするそうです。
もし飼育するなら
自覚を持って最後まで買い続けなくてはいけません。
生態系は崩れてしまい
良いことが一つもありません。
池に突然、ワニのようなアリゲーターガーが入れば
池の中の小魚は全て餌になりますが
アリゲーターガーを餌にする魚が池に泳いでいるでしょうか?
最後はアリゲーターガーしか残らないわけですよ。
これが、海や川だとなおさら深刻です。
普段食事をしている魚などが、いなくなってしまう事もあります。
細かく言うまでもなく、皆さんわかると思いますが
大変なことなんですよ。
良く縁日などの屋台で見かけるミドリガメですが
あれもアメリカの亀ですからね。
大きくもなりますし、長生きもする。
家に持ち帰ったら、最後まで買い続けて欲しいです。
もしくは屋台で貰わない。
小さなお子さんは、持ち帰りたいですよね。
そこは、お父さんお母さんの判断です。
そうでした日本の生息地です。
ここまでの話でお分かりの通り、日本中にいます。
沼や川や湖など。
繁殖している報告も当然あります。
ネットで探していると
ブラックバス釣りのように
アリゲーターガー釣りをしている人のブログもみました。
一匹だとわからないけど
数匹まとまっていると影がある。そこを狙って…
など。
楽しみになるほどそこらにいるって事です。
最近は、異常気象など
体感として昔と変わったな。という事が沢山あります。
全て人間がおこした事での原因ではないですが
その場限りの考えで人が行ったことが
後々、大きな問題になることは沢山あります。
一個人では、対応出来ないことも沢山ありますが
飼育したペットを捨てればどうなるかぐらいは考えて欲しいです。
昔はマニアのような方しか飼育していなかったものが
便利になったネットで情報収集をし
誰でも買えるし、飼育出来るようになりました。
とても良いことですが
モラルが無くなっているのも事実ではないでしょうか?
気を付けたいものです。
ガーパイクは泳ぎがヘタクソです。日本の川は流れが急なためガーパイクは直ぐに海に流されます。補食能力については泳ぎがヘタクソなので川では魚を食べる事が出来ないですし直ぐに下流に流されるか天敵の八ツ目鰻に遣られてしまうでしょう。
また。海に流されたら、生き残れません
わたしもフロリダガーを飼ってましたが
小さな乾燥海老を食べさせてました。
人懐こい魚で海老を食べさせる時は
よって来て頂戴って催促します。(笑)
川では天敵は八ツ目鰻ですが
海に出たら、遣られまくって死にます。
泳ぎがヘタクソなので逃げれません(笑)